サブタイトル
たった5分間で余分なものをそぎ落とす方法
上大岡 トメ (著)
東京都出身。イラストレーター、エッセイスト。2004年に出版した「キッパリ！たった5分で自分を変える方法」が100万部を超えるベストセラーとなる。
神様マニアということで
「神社さんぽ」や「日本のふくもの図鑑」なども出されています。
概要
身近な事からスッキリさせる。
簡単に取り組むことのできる60項目は今日から実践可能。しかもチェックシート付。
精神面も体もどちらもスッキリ！させよう。
時間もお金も覚悟もいらない。すぐできる。
- 身のまわりからスッキリ→片付け
- カラダからスッキリ→老廃物を出す
- 頭からスッキリ→アイディアが出やすい
- 心の中からスッキリ→自分の気持ちが分かる
- コミュニケーションからスッキリ→お互いに言いたい事伝わる
コンテンツは全部で60項目です。どこから始めてもOKというありがたさ。
各ページにチェック機能があり、巻末にはチェックリストがついていて、いつでも確認できます。
身の回りの整理整頓
なかなか捨てられない物の処分方法とか思い切り方法が書かれています。
よく言われている事ですが洋服や靴。「いつか着るかも」その「いつか」って一体いつなの？
とは言っても、せっかく高かったしとか、1度しか着てないしとか思ってしまいますが、そこは思い切って捨てることにします。
写真なんかはデジタル化して保存。
古くなったタオルは雑巾にする人は多いと思いますが、私はフェイスタオルなら3等分くらいにカットして油汚れや、ベランダ掃除用にした後は1回で使い捨ててます。
それに雑巾ってあんまり使わなくないですか？お掃除シートばっかり使ってます。
神様マニアの著者はこう提案しています。物を捨てるときには「ありがとう」「ごめんなさい」という感謝と反省の気持ちを忘れないことです。
頭の中をクリアにする
物事に優先順位をつけること
- 急ぎで重要
- 急ぎだけれどもそんなに重要じゃない
- 急ぎじゃないけれど重要
一番下の「急ぎじゃないけれど重要」を意識すると良いと言われています。
分かってはいるんだけど、どうしても目の前の事に追われて、急ぎじゃない事って出来ないんですよね。でも急ぎの用事じゃないけど、未来に役に立つことを出来るだけ優先していきたいですね。
いつもやっていることの順番を変えてみる
ルーティンの順番を入れ替えてみる。同じことの繰り返しは脳みそをダメにするとまで書かれています。
これは別の本で読んだのですが、会社に通勤している人なら駅から家までの道のりを行きと帰りで変えてみるとかでも良いです。
自分の機嫌がよくなるアイテムを持っておく
（例）
ポパイ→ほうれん草
ドラえもん→どら焼
自分にとって、これがあればご機嫌って物はなんだろう。
意外と思い浮かばないです。こだわりとかあまりないから。ちょっと上等の紅茶とかでもいいかな。
あらかじめ作っておく事で自分はこれさえあればご機嫌と自分に刷り込む。
頭の次は体をすっきりさせる
アイディアに詰まったら
おすすめは散歩。歩くことです。
景色や空気を変えてみることで何か行き詰っていたことの解決策がふと浮かぶ事はあります。
ちなみに勉強する時はシンプルな環境で、なにかアイディアを絞り出すときは若干雑然としていた方がいいです。
よくカフェなんかで作業してる人いますが、家で1人作業してるより少し雑音や人の動きがあった方が考えが浮かぶのかもしれません。
目標の人を作る
これは簡単ですぐにできそう。
なりたい人の写真を自分の目の付くところに貼る。ただ好きな人とか尊敬する人はいても
目標となると難しい。
あまりにも自分とかけ離れた人を目標にするのも疲れてしまいます。頑張ったら手が届くかもしれないくらいの人をまずは目標にしましょう。
コミュニケーションをスッキリ
まわりに「どう思われたいか」ではなく、自分が「どうありたいか」を優先させる。
これにつきますよね。
若い頃は結構周りを気にしていました。
無理して合わせたりもしたけど年齢とともに段々投げやりではなく、どう思われてももういいかなって思うように少しづつなりました。
この本を読んで実践しようと思ったこと
★何か思いついたらどんどん書き出して勢いを止めないこと
アイディアは生き物。忘れないうちに書きだす。よってメモって重要です。
★少々無理めな事にも挑戦してみる
出来ないと諦めるのではなく、まずは自分の殻から出るチャンスと捉える。ポイントはちょっとだけ無理めなことをやる事。
★考えに煮詰まったらアイディアを思い切って捨てる
いったん頭を空っぽにしてから、新鮮なものを取り入れる。
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この本を読んだ感想
この手の本は読んだ瞬間は、ものすごくやる気になるのですがすぐに忘れてしまうんですよね。
そして、各ページに4コマ漫画がついていて視覚的に頭に残ります。
同じく各ページにチェックシートがついているので、さらにやる気が出るようなしかけになってます。
また忙しい人は、巻末にチェックリスト一覧があってまとめてチェックもできるので、巻末だけの早読みもありですよ。
一番良いのは、繰り返したまに読み返して、早めに習慣化する事です。